(さかもとあきこ)21チャレンジを継続中のメロさんに、「子育て」と「断酒」にスポットを当てて、お話をうかがいたいと思います。

メロさんは、今フルタイムでお仕事をされながら、お家では3人のお子さんたちのママ。

今まで随分お忙しい生活をされていたのでは?

私は朝7時に家を出て、19時帰宅するのですが、夫や子どもたちの帰宅時間はまちまち。

しかも、子どもが中学受験だったので、勉強を見てあげてからの22時から24時までが唯一の自分の時間です。

お酒を味わう暇もなく、急いで飲み干して、その勢いで酔っ払いながら家事をして、お風呂に入ったり、翌日の準備をしたり・・・

そして、朝は5時半に起きていました。

(さかもと)そんな中、21チャレンジに参加しようと思ったのは?

(メロさん)お酒って、一時的に癒されているように思っても、寝不足、むくみ、時間の浪費・・・。悪い影響しかないように感じているのに、なかなかやめられなくて。

実際、飲んでもスッキリなんて全然していませんでした。

あとやはり、子どもたちの存在が大きかったです。

お酒を飲むと、「親としてこうありたい」という自分から、どんどん遠ざかっていって、自己嫌悪になることが多かったので。

(さかもと)チャレンジに参加して、どんな変化がありましたか?

(メロさん)お酒を飲んでいないので、まず、朝が断然スッキリ

一日の始まりがそうだと、きちんと生活できてるって自分で思えていることが嬉しいですね。

あとは、私がいつもクリアな頭で冷静に過ごせるようになったこと。

子どもの勉強をちゃんと見てあげられたので、無事、合格できました! 

(さかもと)おめでとうございます!

(メロさん)ありがとうございます!

実は受験が終わった時、「ママは受験が終わったら、またお酒飲むの?」って、子どもたちが聞いてきたんですよ。

(さかもと)メロさんは、その質問になんて答えたんですか?

(メロさん)「受験が終わっても、お酒は飲まないよ」とキッパリ伝えました。

「お酒をやめたきっかけは、あなたたちだったけど、これからはママ自身が変わりたいと思っているんだよ」って、ちゃんと伝えたんです。

(さかもと)なんてステキな会話! お子さんたちは、どんな反応でしたか?

(メロさん)うんうん、って、じっと私の話を聞いてくれました。

どうやら、「自分のせいで、お母さんの楽しみを奪ったのかな?」と、思っていたようでした。

子どもって、そんなふうに考えるんですね。

「飲まないお母さんの方がいい」って、言葉でちゃんと伝えてくれました。

(さかもと)面と向かってそれを言われたら、子どもの期待は裏切られませんね。

親としては、お酒のことで、子どもたちを悲しませたり、悩ませたりは、本当にしたくないですもの。

親がどんなにお酒を飲んでいようとも、酔っぱらっていようとも、子どもはその親を受け入れるしかありません。子どもは、親のことが大好きですから。

(メロさん)お酒のことくらい、って人は言うかもしれないけれど、私にとって断酒は、子どもとの関係も含めて、いいことだらけです。

本当に人生を変えるくらいの大きな変化だと感じています。

(さかもと)子どもって、学校に行っている時間が長いし、家で親と一緒に過ごしている時間は、ほんの数時間ですから、親がいつも酔っぱらっているという状況は、子どもにとっても大きなことなんですよね。

大人になったとき、記憶の中の親はいつもお酒を飲んでいた、なんてことには、なりたくないですし。

(メロさん)そうですね。

お酒は、大好きだったから、正直に言うと飲みたい気持ちが「ゼロ」になったわけではありません。

でも、やっぱり、自分のために、子どもたちのために、お酒を飲まずにいたいんです。

自分の「飲まない気持ち」を再確認させてくれるオープンチャットの存在に本当に感謝しています。

毎日忙しくて、書き込むことよりも、仲間のやり取りを眺めていることの方が多いのですが、いつも全部目を通して、飲まないためのパワーをもらっています。

「ああ、もう一生分飲んだし、もう充分!」って、心の底から言いたいですね。 断酒100日目の今は、そんな気持ちです。

(さかもと)飲まない時間が長くなればなるほど、気持ちは変わっていきますから、その気持ちの変化も楽しみながら進んでいけたらいいですね。

メロさん、今日はありがとうございました。

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